Amazon WorkMail はセキュリティに優れた企業向け E メールおよびカレンダーのマネージド型サービスで、デスクトップとモバイルの既存の E メールクライアントアプリケーションに対応しています。Amazon WorkMail によって、ユーザーは選択したクライアントアプリケーションを使って自分の E メール、連絡先、およびカレンダーにシームレスにアクセスできるようになります。クライアントとして Microsoft Outlook、ネイティブ iOS および Android の E メールアプリケーション、IMAP プロトコルをサポートする任意のクライアントアプリケーションが使用でき、ウェブブラウザから直接アクセスすることもできます。Amazon WorkMail では、既存の社内ディレクトリとの統合や、E メールジャーナリングを使用したコンプライアンス要件への準拠のほか、データを暗号化するためのキーおよびデータを保存する場所の両方の管理が可能です。また、Microsoft Exchange Server との相互運用をセットアップし、ユーザー、グループ、リソースを Amazon WorkMail SDK を用いてプログラムで管理できます。

Amazon WorkMail では、1 ユーザー 1 か月ごとのシンプルで低額な料金体系が採用されており、1 ユーザーあたり 1 か月につき 4 USD の価格には、1 ユーザーあたり 50 GB のストレージが含まれます。

Amazon WorkMail では、最大 25 ユーザーが、30 日間の無料トライアルを利用して使用を開始できます。>>

Amazon WorkMail の紹介 (2:20)

利点

マネージドサービス

Amazon WorkMail を利用すれば、自社の E メールインフラストラクチャを簡単に管理することができ、オンプレミスの E メールサーバーのライセンス付与やプロビジョニングに関する先行投資が不要になります。複雑なソフトウェアのインストールや保守も、ハードウェアの管理も必要ありません。Amazon WorkMail によって、パッチ適用、バックアップ、およびアップグレードがすべて自動的に処理されます。

エンタープライズグレードのセキュリティ

Amazon WorkMail では、AWS Key Management Service (KMS) で管理する暗号化キーを使って、保管中のすべてのデータが自動的に暗号化されます。また、Amazon WorkMail ではすべてのデータが保存される AWS リージョンを選択することで、データの局所性を完全に制御することも可能です。

Outlook との互換性

Amazon WorkMail では Windows と Mac OS X の両方の Microsoft Outlook がネイティブでサポートされるため、ユーザーはすでに利用中の E メールクライアントを引き続き使用できます。Microsoft Outlook 用プラグインなどのソフトウェアを追加でインストールする必要はありません。

あらゆるデバイスからのアクセス

ユーザーは、メールボックスを iOS、Android、Amazon Fire、および Windows Phone デバイスと同期できます。オンプレミスの Microsoft Exchange サーバーから移行する場合、ユーザーのモバイルデバイスは Amazon WorkMail に自動的に接続できるため、エンドユーザーによる再設定は必要なく、ユーザーへのサービスが変わることもありません。また、ユーザーが E メール、カレンダー、および連絡先にアクセスするための、機能豊富なウェブクライアントも用意されています。

Active Directory との統合

Amazon WorkMail は既存の Microsoft Active Directory と安全に統合できるため、ユーザーは既存の認証情報を使用してメールボックスにアクセスできます。これにより、Active Directory ユーザーとコンピューターなどの馴染みのあるシステム管理ツールを使用できるため、ユーザーとグループの管理も簡単になります。

SES との統合

Amazon Simple Email Service (SES) は、WorkMail 向けにインバウンドとアウトバウンドのメール処理を行い、Mail Manager を介したアーカイブ、S3 と Lambda の統合、ルーティングと配信のルールに活用できます。

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ステップバイステップガイドに従って構築を開始すれば、 AWS プロジェクトを立ち上げることができます。

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